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ピッツェリア ベルジョーコ(防府市)

1ヶ月前の6月9日に防府市にオープンしたピザ屋「ピッツェリア ベルジョーコ(Pizzeria Bel gioco)」。ナポリから輸送した薪窯で焼いたピザが食べられるとの噂を聞きつけ、ランチに訪ねる。

場所は、防府市本橋町と、佐波川にかかる本橋を南に下りたところ、コンビニ・ローソンの近くの道沿いとなる。コインランドリーも立地する敷地の駐車場は広く、10台近くをとめることが可能。利用した週末のランチタイムは駐車場がすべて埋まっていたけど、客の回転が意外と早く、駐車場内で待つとすぐに空きができて、店内へ。

店内は、高さのある天井と、ワンフロアの広々とした空間からなり、ゆったりとした居心地の良さを感じさせる。4人掛けテーブル席が6つに、カウンター席が8つ程度。テーブル席は、2人掛けテーブルの組み合わせだから、1人~十数人利用まで柔軟に対応可能な作りとなっている。

ベッドタウンである防府市という土地柄、老若男女が利用するアットホームな雰囲気を持つ店だけど、常時サッカー番組流れるスポーツ観戦用の大型テレビがかけられ、欧州サッカーチームのタオルマフラーが飾られるなど、スポーツバーの要素も持つ、若々しく活気を感じさせる店でもある。

オープン1ヶ月目ということで、まだまだ足りないところも多く、例えば、スペースに余裕がありながら、席に案内されるまで待つための椅子がなく、入口に立ったまま時間を過ごすことになったり、傘立てがないため濡れた傘をテーブルまで持っていき横に寝かせておかなければいけなかったり、子供用の椅子がなく、小さな子供は親が抱えながら食事をしなければいけなかったり、混雑時のオペレーションに対応できないのは仕方がないにしても、サービスにホスピタリティを感じるに至らないのは、教育面も含め、オーナーの思いがまだまだ共有されるに至っていないのだろうと感じたりと。若いオーナーシェフで、時間の経過とともに、様々な指摘も受けながら、変わっていくのだろうけど、来店する客層も見ながら、ホスピタリティの精神で、足りないところを補っていってほしいと思うところ。

厳しいことも言いながら、やはりそこは期待の表れから。

ランチはピッツァをメインとする、Aセット(サラダ、ピッツァ、ドリンク)1300円と、Bセット(前菜盛合せ、ピッツァ、ドリンク、デザート)1800円の2種からなり、本日のピッツァとして3種が用意される。この日のピッツァは、①マルゲリータ、②ツナとズッキーニとブラックオリーヴのピッツァ、③ポルケッタとインゲンのピッツァの3種で、マルゲリータを選択する。

もっちりとした厚みのある耳がおいしい、まさに王道のナポリピッツァ。薪窯で焼いた、少し焦げ目のある生地の味わいに思わずにやつく本物の味わいを楽しみつつ、生地自体を楽しませるピッツァは久しぶりだなと、その出会いに喜ぶ。

ただ一つ、モッツァレラチーズが少し固くなり、生地自体にできたての熱々さを感じなかったのは、混雑時のオペレーションの問題もあるのだろう。山口県居住で広島を例に出すのは良くないのだけど、ピッツァリーヴァ(広島市)の水牛モッツァレラのとろける味わいこそ求めるところで、やはりシンプルに味わうマルゲリータにこそ、上質なモッツァレラによる、とろけるミルク感を期待したいものだから。

広々としたゆとりのある空間、おいしいピッツァ、これはスポーツ観戦も兼ねて夜に訪ねて、仲間とともに、にぎやかに盛り上がりながら、ゆっくりと時間を過ごしたい。夜のメニューはと尋ねたところ、ピッツァは20種、前菜も同程度をアラカルトで用意。事前に予約してもらえたら、コースメニューや、パスタなども用意できるとのこと。

若いオーナーシェフながら、店の雰囲気に無理なおしゃれ感もなく、価値観を押し付けるようなとがった閉鎖感もない、純粋にしっかりと身に着けた腕を振るい、自慢の料理を味わってほしいという思いを感じる。料理を楽しんでほしいという純粋な思いが、お店に入りやすいアットホームな雰囲気につながり、老若男女の来店につながっているのではないかと思うところ。

防府市の外食店事情は、価格を重視した大手チェーン店が多くを占め、なかなか本物志向の個性のある店が存在しないというところがある。若く、思いを持った人たちが活躍できる場を用意することも、居を構えるものとしては意識したいところである。


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ピッツェリア ベルジョーコ(Pizzeria Bel gioco)
場所:防府市本橋町12-20
時間:11時30分-15時、18時-22時、定休日:火曜
電話:0835-55-4126
お店HP
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「須佐男命(みこと)いか」堪能

この4月から部署を移動し、月の半分以上出張する営業ポジションから、完全な内勤へと大きく変更。おかげで、ランチ開拓機会を完全に失い、仕事を活かした情報収集という、貴重なツールを失う。となれば、このページの死活問題にかかわると自らの新規開拓を新たなモチベーションに、週末のお出かけにも力が入るわけである。


今回訪ねたのは、山口県の最北端に位置する萩市須佐。萩市中心部から、海岸沿いを走る国道191号を東に40分、島根県との県境の町が須佐となる。

萩市須佐のグルメと言えば、獲れたての「剣先イカ」。イカの中でも最高級に位置付けられる剣先イカの漁場は、日本海山陰から九州玄界灘周辺となり、山口県の水揚量は佐賀県に次ぐ全国2位を誇る。

すっかり全国知名度を得た佐賀県呼子へのイカ供給基地に甘んじていた山口県も、自らのブランド化に動き出し、4時間かけて呼子まで山口県のイカを食べに行くという無駄を一掃。より鮮度のいい、おいしいイカを、地元で食べられる仕組みを確立する。

萩市須佐は、日本海有数の剣先イカ漁港という恵まれた環境に加え、須佐で獲れた剣先イカの中でも、活きたものだけを「須佐男命いか(すさみこといか)」に認定することで、ブランド化に成功。確実に最高級のイカに当たる安心感が、男命いかへの指名買い後押しする。

着実に浸透しつつある男命いかブランドから、県内で食べられる店も、山口市の居酒屋「土火土火(どかどか)」や防府市の居酒屋「いか鮮本家」等々、確実に増えつつあるけど、やはり獲れたて、新鮮なイカは、現地に行かねばと、山口市から1時間30分のドライブ、須佐へと出向く。

店は、山陰線須佐駅のすぐ隣にあるレストラン「梅乃葉」。値段はいいけど、おいしい男命いかを食べさせてくれるとの噂を聞きつけ、ここを選択。

週末の予約不可ながら、事前に連絡すればイカの取り置きは可能とのことで、出発前に電話で連絡。この地まで足を運びながらイカが売り切れでは、とてもその挫折感に耐えられそうにないから。13時30分到着、店舗入口には「準備中」の看板が掲げられるも、15時までの営業時間、電話連絡済みの状況から、さして気にせず入店。普通に来客もあり、この看板に大きな意味なしと結論付ける。

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左:国道191号線沿いに、広い駐車場を備えたお店が顔を出す。
右:店内は、テーブル席の他、奥に座敷があり、大人数の利用も可能。



須佐男命いかの「活イカ定食」(2300円)を迷わず選択、6月から旬を迎える「赤ウニ」(630円)を単品で追加。その他には、うに丼(1980円)、須佐の漁師のまかない丼(1200円)と魅力的なメニューが並ぶが、もちろんここで迷うことは一切なし。

新鮮なイカのみが持つ透明度の高さに加え、その身の厚さ、柔らかさ、そして口の中で広がる甘みは、ちょっとレベルが違う。コリッとした新鮮さを感じさせる最初の歯ごたえの後に、柔らかな身の食感が訪れるのは、その肉厚さがゆえ。まさに選ばれし、ブランドを冠する漁師の気概が伝わってくる。

足と頭は天婦羅にしてくれ、違ったアクセントを楽しめる。ただ、これを(最初に聞かれるため)注文時に頼むと、足と頭が付いてこない寂しい状態の刺身が出てくるから、一通り刺身を楽しんでから天婦羅をお願いし、揚げたてを楽しみたい。

このレベルの剣先イカが、2300円で食べられることに驚き。そもそも剣先イカ自体、一杯1500円以上軽くするものなのに、活きたブランドイカに調理まで加えてこの値段とは、ちょっと考えられない。これは足を運ぶ価値が十分にあると、イカのおいしさをあらためて教えられながら、ただただ感心する。

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左:「須佐男命いか」。透明感のある身の厚い活剣先イカは、まだまだ元気に足を動かす。ちなみに定食には、ご飯、味噌汁、小鉢、漬物が付いてくる。
右:足、頭、エンペラは天婦羅に。火を通すことで、柔らかさと増した旨みを味わえる。



さて、せっかくここまで足を運び、シーズンが合うなら、ぜひウニは食べておきたい。全国津々浦々、見栄えのいいウニや名の知れたブランドウニはあまたあろうが、北浦(山陰)の「赤ウニ」に勝るものはなし。口の中で広がる繊細な甘みは、至福の瞬間。これだけは、東京のどんな高級店でも味わえない、現地を訪れた者だけに許される贅沢。

おいしい(食べたいと思う)ウニの最低条件は、市場に出すための添加物ミョウバンを使わないことにあるが、ここは、木の板にさえ乗せない、殻付のウニが1個そのまま出てくるこだわりよう。殻付にありがちな少ない中身など心配無用で、スプーンからあふれる大きな身が6つ、この店への信頼感を寄せるところ。

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身の詰まった殻付うにの贅沢。一度、獲れたてのうにを食べたなら、うにそのものの概念が覆されることだろう。



鮮度だけで勝負する一般人が入りづらい職人気質の店、イメージだけで魚料理そのものの中身の薄い店とどちらかに偏りがちな日本海側に、最高の素材を活かす、良心的な値段と利用しやすいアットホームな雰囲気で迎える店があることを知る。山口を訪れた友人へのもてなしから、両親を含めたたまの家族サービスまで、わざわざ出かけるに値する店として、おすすめしたい。


・・・・・・・・・
店名:口福の馳走屋「梅乃葉」
場所:山口県萩市須佐5010-1
電話:08387-6-2354
時間:11時~15時、休日:毎月5日、その他の週の水曜日


新たなお店の楽しみ方

広島食事所に投票いただいた方にコメントを返したとおり、広島でのレベルの高いグルメ生活に満足し、もう一つ山口での食べ歩きに力が入らないこの頃。広島生活のように期間の限定がないことや、メジャー所は押さえたという思いが、モチベーションの低下につながっているところ。

新職場では、週に2,3回と出張の多い日々も、ゆっくりランチを食べる時間の余裕もなく、これまで外食となれば必ず携帯していたカメラを、すっかり持ち歩かなくなって久しい。わざわざ紹介するほどの店に行くことはないだろうという思いからだけど、そんな思いを先日反省したから、ちょっと紹介。


宇部市への出張ついでに、昼を食べようと選んだのは、宇部港近くにある鉄板焼の店「CAPTAIN」。利用したのは、4年前。外観とは裏腹に、磨き上げられた木造りの内装の雰囲気がよく、ランチが千円程度と手頃な値段で、魚料理のおいしさに好印象というのが、これまでの評価。

この店なら、安心して勧められると、一緒に出張に行った方を案内するも、ここで過ぎた時間の重みを実感させられる。

千円程度のはずのランチは、1890円と大幅値上げ。もちろんミニコース仕立てとなり、内容もレベルアップしているけど、気軽にランチと思い案内したため、ただただ申し訳ないと。個人的には、ミニコースランチならこのぐらいすることもあるかと受け入れられるが、世間一般には平日昼からこの値段を出すことはありえないだろうから。

今回は、なかなかグルメな方だったから、理解があって安心したけど、過去の情報を当てにする怖さを実感。新規開拓だけにこだわらず、情報更新を意識して、県内食事所を回ってみようかなと思ったもので。


さて、キャプテンのランチは、期待通りのおいしさで、大満足。

ランチコースAは、前菜とサラダのワンプレートから始まり、前菜は5種から選べるもの。選んだ、長州地鶏のレバームーステリーヌは、テリーヌでまとめられたレバーのこくのあるおいしさがなんともいえない。変にクセがないことに、鮮度のよさを感じながら、感心しながら楽しむ。

本日のスープは、クレソンのポタージュ。本日のスープは、入荷したての季節の野菜類をシェフの感性でポタージュにするというもので、何のスープか当ててくださいと出されたものの、さっぱり見当が付かず。ほっとするような、優しいスープを味わう。

メインは、魚料理5種、肉料理4種の中から一つを選ぶもので、目鯛のポワレを選択。ここの魚料理がおいしいのは、それを引き立てるソースのレベルが高いから。決して表に出すぎず、控えめな味わいながら、素材を引き立てるソースのバランスはさすが。ただ、今回一番驚いたのは、目鯛への火の入れ加減だったりする。ほんわかと柔らかな食感に仕上げ、魚の旨みを引き出すミディアムレアな焼き加減に、ただただ感心したもので。

食後は、デザートと中国茶で、所要1時間弱。シェフと2人でやっている店だから、通常1時間30分は見てくださいといわれる中、お願いして早めてもらったものだけど、テンポよく出てきた料理を味わう内、あっという間に時間が過ぎる。

これは、平日仕事ついでに寄るには、なんとももったいないお店と、大きく反省。ゆっくりと休日にランチ、もしくは一度ディナーに訪ねてみたい。席数が少ないから、予約、もしくは事前確認は必須だろう。シェフは、フランス料理出身というだけあり、鉄板料理といいながら、十分レベルの高い料理を楽しめる。宇部港近くの閑散とした一帯にあり、初めて行くなら、事前に場所を研究しておきたい。

しばらく経って訪ねてみると、またその店への印象も変わる。宇部の隠れ家として貴重なお店と、再認識したところで。

三原グルメ紀行

2月は曇り空の日が多いというのが、ここ数年の感想。一年で最も冷え込みが厳しい2月は、空気が澄み、景色が最も美しく見られる季節だけに、なんとも残念。週末の晴天は逃すまいと思うのだが、こう当たりが悪いと、すっかり2月という季節への失望を感じ始めているこの頃で。

建国記念日の11日も、3月下旬を思わせる温かな気温の上、朝からの強い雨。だからといって、残り少ない広島生活を安穏と自宅で過ごすのももったいないと、高速道路を利用し広島県東部に位置する三原市に出かける。

観光地の限られる三原市に訪ねる理由は、ただ一つ。三原の名物「蛸」を食べること。結局、おいしい食事が人を動かす(お金を使って行動する)と思っているのは、自分だけか。中途半端にハードを整備する前に、本物の料理を出す店の支援等ソフトを重視すればと、昨今の地方の観光戦略に対し思うところ。

三原市とは、瀬戸内海に面する人口10万人の中規模市。三原港のある旧三原市に加え、合併により、山間部の交通の要所・旧久井町を、広島空の玄関・広島空港を擁する北西部の町・旧本郷町を取り込んだことにより、陸・海・空の交通の要所として、県央の主要都市になっている。

観光地としては、以前訪ねた佛通寺は、雰囲気がすばらしくおすすめ。ただ、三原市中心地からはかなり遠く、ルートの設定が難しいが。筆影山は、瀬戸内海随一の多島美を見られる展望台を擁し、ぜひ訪ねたい場所。三原訪問時には必ず加えようと考えていたが、今回の霧で覆われたような強い雨の前に、あえなく断念。三原市在住の友人曰く、早朝の朝もやに浮かぶ瀬戸内の島々の姿は絶景とのこと。もう少し気力が満ちれば、カメラを携え、一度訪ねてみたいのだけど。


・・・・・・・
相変わらず休日の朝は遅く、三原市の中心地に到着したのは、13時20分。目指すは、1ヶ月前に訪ね、休業日のため諦めた蛸料理の店「蔵」。思えば、片道850円かけてフラカッソ(ファミレス)で食事をして帰るという、まったく体たらくな訪問だったもの。

今度こそと訪ねた蔵は、営業時間が13時30分までらしく、既に閉店。2度まで振られるとは、これは余程相性が悪いと、事前準備の悪さはさておき、すっかり消沈。前回は、ここでフラカッソを見つけるに至るが、今回は2番手を用意していたから、気を取り直して移動を開始。

蛸もいいが、実はこんなおもしろい店があると事前に聞いていたのは、「小川村」という蕎麦屋。長野県の小川村で修行した店主が、そのまま店名にしたようで、そばへのこだわりは、なかなかのよう。昼のみの営業で、一日13食しかそばを打たず、そばメニューはざるもりのみ。蕎麦定食(750円)は、ざるそばに加え、たまご丼やお焼が付いたりするらしいが、とにかくこのそばが、とんでもなくおいしいらしい。

そんな評判を聞き、実は蛸以上に気になっていたりしつつ、看板もないという店を、ネットで位置だけ確認して向かうも、1日限定13食の店が、13時30分過ぎまで開いているわけもなく、店の雰囲気さえ感じさせないほどにひっそりとした雰囲気で、閉店。本当に普通の家で、これは例え昼過ぎに着いたとしても、店に入るのに度胸がいりそうだなと思いつつ。

早くも手札を切り終え、時間も13時50分へと近づく。遅くとも14時までと考えられる昼営業から、ここから少々焦りながら。確か、もう一店蛸料理の有名な店があったはずと思いながら、以前その紹介を見たのが、JRの三原蛸料理ツアーのパンフレットだったから、急ぎJR三原駅へ。さすがに三原駅で三原ツアーのパンフレットは見かけずも、駅の一角に観光案内所を見つけたから、そこで蛸料理の店の紹介を依頼。蔵は13時30分までだけど、「かわ蝶」なら14時までとチラシをもらい、急いで車に戻る。

せっかく行って断れるのも嫌だから、さっさと電話を入れて、14時ぎりぎりに到着することの了承を得る。かわ蝶は、三原駅から徒歩1分という好立地にある店で、さっそく見つけ、店内へ。

まず、三原の蛸について、簡単に説明。三原は、瀬戸内海でも有数のマダコの産地で、それは、三原の沖合いが、水温の一定したきれいな海、そして砂と適度な岩場を持つというタコの生息に最適な条件を満たしているからだという。兵庫の明石に負けない良いタコが獲れるという評価もあり、盛んなタコ漁により、町の名物になっている。ちなみに、タコの旬は、6~8月頃、11~3月頃となるから、参考までに。

かわ蝶とは、三原で50年以上続く老舗の寿司・割烹料理の店で、店内の造りは、1階が、ガラスケースに並ぶネタを前にしたカウンター席と、2つのテーブル席、2階が座敷となる。メニューは、おまかせにぎり10貫(2500円)などにぎり料理と、たこめし膳(1800円)、たこ三昧膳(2000円)、旬のたこ会席(2500円)と、3種のたこメニューが並ぶ。

3種の違いは、たこ三昧がたこめし膳+握り鮨2貫、たこ会席がたこめし膳+旬の造りとなっており、既に他に客のいなくなった店内でカウンター越しに感じる店主の視線に勝手なプレッシャーを感じ、即決した結果、手頃なたこめし膳を選択する。思えば、200円の追加で食べられる鮨屋の生たこのにぎりを外す手はなく、少々早まったと悔いたもの。

出てきたたこめし膳は、たこめし、酢の物、刺身、天婦羅、吸物からなり、そのたこ三昧振りに感心。新鮮な地蛸を使った料理は、適度な歯応えと、驚くほどの柔らかさがあり、どれもがおいしい。たこの香りと旨みが出たたこめしも、柔らかなたこを塩で食べさせる天婦羅も、透き通るほどの透明度で輝く生たこの刺身も、どれもが一級のたこ料理で、大いに満足する。

物静かな店主で、ゆっくりと料理を楽しんでくださいという雰囲気だったため、時間を気にせず料理を堪能。店の雰囲気といい、使う素材の鮮度といい、なかなか上等な店で、たこ料理と瀬戸内地物の魚介、握り鮨を味わいに、一度ゆっくり夜に利用したいと思ったもので。

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お店:かわ蝶
場所:広島県三原市城町1-6-3
電話:0848-62-3723
時間:11時-14時、17時-22時、定休日:水曜


ちなみに、今回第一候補としてあげた蔵では、タコ料理ミニセット(仕出し、刺身、酢物、天婦羅)2100円、タコ料理セット(ミニセット+釜飯、吸物)2600円を食べられる。タコタタキやタコブツ切り、タコしゃぶとたこ料理の豊富さに定評があり、いろいろなたこ料理を味わいたいなら、蔵を選択するのもいいだろう。

お店:
場所:広島県三原市港町1-4-14
電話:0848-64-3200
時間:11時30分-13時30分、17時-21時30分、定休日:日曜


・・・・・・・
ここで、三原グルメ紀行は終わらない。今後、三原への訪問機会の少なさを考え、ぜひここに行ってみてと紹介された店への夕食利用を決意。お昼を食べ終えたばかりで、まだまだ時間はたっぷりあるも、先述の通り観光地の少なさから時間をつぶす場所がない。とりあえず、商店街でも歩いてみるかと、お昼を食べたかわ蝶周辺をぶらぶらと。

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かわ蝶のあるマリンロードに並ぶたこのモニュメントに、三原名物のたこを売り込む意気込みを感じつつ。


かわ蝶右隣に見つけるは、もみじ饅頭の店・ゑびす家。ここは、三原名物たこもみじを売る店で、その名の通り、チーズクリーム味のもみじ饅頭に、三原名物のたこを入れたという寄食の一品。これがおいしいとは言わないが、たこ入りもみじ饅頭は、ネタ的にも十分インパクトがあるから、ばら売り購入でお土産にするのに最適。ということで、今回も一つほど購入し、久々のたこを味わう。

もう一店寄ったのは、通り沿いでひときわ雰囲気がよく目立っていたケーキ屋・ペガサス。ガラス張りの店内には、バームクーヘンの模型が回り、どうやらバームクーヘンの店のよう。さっそく店内に入り、しばし店員さんと会話。聞けば、ペガサスとは、三原市にある菓子店で、長崎市五島列島出身の社長が25年前に三原に創業。当初は、和菓子も作っていたようだが、今は洋菓子が主力。

てっきりバームクーヘンの専門店かと思って入ったが、このバームは、この経済情勢を乗り切るためにも、長崎のカステラのような、核となる三原の名物が必要だと一年前から始めた、底の浅い歴史であることが判明。バームクーヘンは、既に知名度が高く、地方の名物となるようなジャンルじゃないのではと思いながら、バームで有名な神戸や愛媛に負けないように、人を育てているようで、その取り組みには感心。

バームの作り方を教えてもらいながら、お勧めと紹介されたのは、たこバーム。たこ・・・、なるほど、名物とはそっち路線のことか。臭みを除いた乾燥たこを刻んで、生地に練りこみ、まわりにまぶしてたこの柔らかな食感を楽しむ・・・、って完全に方向性を間違えているな。おいしいバームは食べたいが、わざわざたこの入ったバームを選ぶことはない。せっかく仲良くなったから、王道バームを一輪購入したが、たこ路線は厳しいだろうなと思いつつ。

広島市内でも、百貨店・天満屋内に商品を卸しているらしい。その他、三原市商店街活性化等地元振興に力を入れられているようなので、陰ながら応援していきたいところ。

お店:ペガサス駅前店
場所:広島県三原市城町1-10-15
電話:0848-63-2023


・・・・・・・
商店街見学もあっという間に終わり、他に行くところもないから、いつものように喫茶店で読書タイム。通勤時間中に本が読める環境と、大規模本屋が身近にあることから、ついつい本を買ってしまい、常時3,4冊を携帯している状況だから、週末はなるべく本を読む時間を作るようにしていて。

お手頃料金からよく行くミスドで、2時間の滞在。すぐ横にあるメガスーパー・フジグランで、三原市の郊外型大型スーパーの状況を視察。すっかり辺りも暗くなった18時過ぎに、目的の店に向かい、出発する。


・・・・・・・
目指すは、三原市北部の山間地・久井町にある焼肉屋「八雲」。海に面する三原市中心地からは20キロの道のりで、中間にある山陽道・三原久井ICをさらに北へと10分ほど進んだところにある。地図上で隣接しているデオデオは、大型電気店ではなく、個人営業の電気屋がデオデオ系列の看板を掲げるものだから、ご注意を。

店の前に4,5台置けそうな駐車スペースに車を止め、店内へ。店内は、テーブル席3つと、個室の座敷席が3つほど。予約をしていないこともあり、テーブル席に案内される。

天気が悪い中わざわざお越しいただきありがとうございますと、温かいおしぼりをもらいながらお礼を言われ、好印象。それなりの値段と聞いていたが、ここまで来て無理に抑えることはないと、メニューを一通り見て、食べたいものを選ぶ。

まずは、メニューを簡単に紹介。
特上牛霜ふりロース焼(2630円)、特上牛ヒレ肉(2630円)、特上牛霜ふりカルビー焼(1890円)、牛上かルビー焼(1370円)、特上ハラミ(1370円)、ホルモン焼(630円)、タン塩(1260円)、上豚トロ(750円)、ユッケ(950円)、石焼ビビンバ(950円)

焼肉で2千円越えのメニューを頼むつもりはなく、特上はとりあえず候補外。タン塩、牛上カルビー、ホルモンに、ご飯ものとして石焼きビビンバを注文。焼器は、底に水をひいたガスコンロ式。鉄板が熱したところで、タン塩から焼き始める。少し厚みがあるタン塩は、タンの旨みが口の中で広がる納得の味。カルビは、霜降り状の厚切り肉が6個ほどで、とけだす脂は確かにおいしい。脂っぽいだけの霜降りではなく、肉の旨みを感じられるのが、いいところ。ホルモンも、プリップリの脂が熱でとけ出し、その辺の店の名前だけが立派なホルモンとの違いを実感する。

石焼ビビンバも、しっとり感のある濃厚な味わいでうまい。このしっとり感が出せる店が、本当に少ない。おこげばかりに着目する店が多いが、石焼の骨頂は、そこにあると思うとこ。適度に脂身のある肉を食べたためか、一杯のビールで酔っ払ったためか、そこまで量を食べられそうになかったこともあり、最後に、特上ハラミを選択。赤身のおいしさはハラミでというのが最近の傾向で、霜降りのハラミを楽しむ。そして、食後に、温かいお茶をもらいながら、サービスというデザートのアイスをいただく。

三原市の山間部に、このレベルの焼肉を食べさせてくれる店があるとは、本当にすごい。評判通りの肉の質の高さに加え、なによりサービスレベルが本当に高い。相手を思いやることがサービスの基本とはいえ、接客中の気遣いに限らず、店を出た後、道路まで出て車の安全を確認する姿には、一流の店に匹敵するサービスへの高い意識を感じる。食事を楽しむのに必要なのは、その空間を演出するサービスにあると、あらためて実感させられる充実の時間を過ごす。
(このサービスが、属人的な要素によることの可能性まで否定できないが、この立地の悪さで高級焼肉店を継続できる秘訣を知ったような気がしたもので)

高級といいながら、二人で6千円程。昼食を食べてからそこまで時間が経っていないこと、少々酔っ払ったことといろいろ事情はあるが、一人4,5千円まで見れば十分だろう。広島県内には、何店か焼肉の名店が存在するが、その中に入るに値する。こういう店を応援したいという思いも込めて、たまに食べる焼肉の選択肢として、この店を利用してみてほしい。
(山口県長門市で、その焼肉レベルの高さに驚いた「力飯店」が閉店したことは、本当に残念。人口4万人を切る、日本海の小さな市でこういう店が継続する難しさを思うからこそ、地域が支える必要性を感じるところで)

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お店:八雲
場所:広島県三原市久井町江木1827-1
電話:0847-32-6172
時間:11時30分-14時、16時-22時、定休日:月曜(祝日は営業)


・・・・・・
こうして、三原グルメ紀行を終了。これで三原に悔いなしといきたいが、筆影山頂からの景色と、蕎麦屋詣では心残りだから、また機会があれば訪ねることとしようかな。

食ランキング更新

半年振りに、ようやく食ランキングを更新。自分の中では基準があるけど、外から見るには、こうやって縦と横から比較しないと分からないよなと、あらためて実感。久しぶりに、訪ねた店を思い出しつつ、ようやく完成した成果に満足したところで。

思えば、この2年間で、本当にいろいろな店に行ったもの。山口以上に、多くの人がグルメサイトを作っている上、店の数の多さから網羅できる範囲が限られ、それなり満足できる仕上がりながら、このサイトの価値がそこまで高くないのが、なんとも残念。この辺が、もう一つモチベーションが上がらない理由だったりするんだけど。

そんな中、そろそろ広島生活も最後だからと、一気に仕上げてるところ。本当なら、大崎下島(御手洗)、呉(大和ミュージアム)、宮島(御山登頂)といった、観光地紹介も作りたいけど、こちらの方が、さらに需要がなさそうだから、山口に帰ってからのんびりとといったところかな。




最近気になるもの1

アーユルチェアーをご存知か。ここ最近昼の散歩で訪ねることが多い、東急ハンズのインテリアフロアに置かれたデスク用の椅子。日本人の姿勢を考慮して作られた独特の形状は、なんとも座っていて心地がいい。普段気になる姿勢も、背筋が無理せずピッと伸びて、これは家で長時間利用を試してみたいと引かれているところ。

問題は値段で、定価48000円は、さすがに決断するラインを軽く超えすぎている。既に立派な椅子があることから、心の留めつつ、いつか手に入れたいと思うところで。




最近気になるもの2

先週は、ランニング練習に広域公園に行き、午後しばらく小雨が降っていたことから、近くにある住宅団地「こころ」に、住宅見学に出かける。マンション見学は、4年前に一時期盛り上がり何箇所か出かけたけど、一軒家は初のことで、勉強がてらいろいろと質問。

積水ハウス、トータテ、住友林業と見学し、積水ハウスの機能性の高さと、住友林業の木造建築の良さと無垢木材の床による肌触りの良さに、強い印象を残す。

印象の良さの割りに、家を建てる人達からあまり聞かない住友林業に、世間の評価をネットで検索。結果、なにより価格の高さが、住友林業の高い壁となっているよう。構造材に使用する木材、耐震性と通気性を高めるクロスパネル等独自技術に惹かれるところは大きい。なにより、木種の選べる24mmの無垢床は、他に変えられない魅力となっている。

こうして、すっかり盛り上がっている家ブーム。こうなるから、なるべく近づかないようにしていたんだけど、いろいろ空想するのも楽しいから、しばらくは情報収集がてら検討を進めるつもり。

一方、現実に迫るは、4月の帰山に向けた引越準備。広島に来る前に住んでいたお気に入りのアパートに空きがなく、さて、どうしたものかと検討中。引越業者も決めなきゃいけないし、もう少しテンポを早めて動こうかなと思うところで。
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