ホームページ更新してないな、と振り返るこの一年。広島時代までは、順調に食事所や見所を更新してたことを思うと、そのペースダウンは、かなりのもの。
結局は、ページ作成のエネルギーと時間を仕事にとられているから、自分の中では諦めているとこだけど。創造性の低い仕事だと、ページで自分の好きなものを作ろうと、あり余るエネルギーを創作意欲へと転換できるんだけど、完全に日常の仕事で出し切っているところがあって。
一方、紹介したいという思いは変わらないから、食事や旅行で載せたいと思い撮りためた写真は増えるばかり。岡山旅行も、名古屋旅行も中途半端に終わってるな。食事所も、ゼロから作り始めた広島食事所ほどのモチベーションがないまま、相変わらず。ここは紹介したいという、新しい店に出会えてないところも大きいけど。
・・・・・
いろいろ食べに行ってはいるけど、タイミングを逸すると出しにくいところもあり。もう少し、日記辺りで気軽に紹介していくこととするかな。
例えば、徳地の「樽」に新蕎麦を食べに行ったり、「むつみ」に忘年会で出かけたりと。そんな中でも印象に残っているのは、長門市のとある漁村にある居酒屋「えさきや」。漁師の主人が、金曜と土曜に開くという店で、そこで食べた魚介は、絶品の一言。
囲炉裏で焼かれるサザエを目の前にしながら、まずは鯨の尾の身のユッケ。赤身と違ってクセがないながら、鯨独特の風味を味わえる尾の身のおいしさに驚き。ちなみに付け出しもう一品はオバユキ。鮮度のいい鯨は長門で食べろは、はや確信になりつつある思い。
たっぷりなまこは、小柄の赤なまこを選んでいるというだけあり、なんともいえない柔らかさ。なまこは食感を楽しむものなんてセリフは、ここのを食べた後じゃ、とても言えない。焼きあがるサザエは、さすが日本海産。瀬戸内産と違い、砂をかんでないから、肝まで全部食べられるのがいい。肝に苦味がないのもいいところ。
結構食べたなと思ったところに、刺身が登場。日本海産のとれたての魚を一度食べたなら、わざわざ高いお金を出して、魚を売りにしている高級料理を食べに行く理由が分からなくなる。そんな違いが一番分かる刺身は、もちろんとれたて天然物で、タイ、穴子、イカ、クエに、自家製のカラスミが付く。身の締まり方、脂の乗りがたまらない中、自家製カラスミがまた絶品。もちっとしたレア感を残した柔らかさは、大将の研究の成果のようで、それまでのカラスミの印象を大きく変える初めての味わいに大満足。
アワビと穴子の天ぷらを塩でいただき、続いて、アワビの燻製をアワビの肝ソース。もうこの辺でお腹もいっぱいで、メインのクエ鍋は、一杯なんとか食べただけ。クエのいい出汁が出てて、ほんとにおいしい鍋だったんだけど。最後は、ウニで出汁をとったというサザエ飯。炊き加減も見事なもっちりご飯で、出汁の効いた味わいといい大好きな一品なのに、これもお替りに至らず一杯のみ。
初めて食べるものも多く、これはすごい店があるものだと、久しぶりに嬉しくなったもの。
ただね、大将がまったく商売っ気がなくてね。うちは、たくさん客が来なくても、ここが好きで来てくれる人だけでいいよってことで、紹介&口コミが客の主流を占める。テレ東で何度か紹介されて、いろいろ対応が大変だったのも原因なのかな。まあ、12,3人しか入れない店内、週末のみの営業、これだけの料理を5000円以下で出してくれるお得感による評判から、宣伝せずとも十分客が来るようだけど。
ただ、そう言われると、この店の紹介の仕方が難しい。店には看板がなく、ほんと民家の一角を改装した店舗だから、ちゃんと紹介しないと絶対たどり着けない上、事前に予約をしないなら、まず入れない感じだし。うちのホームページは、人気がないから載せるくらいいいでしょと、無理やり頼み込んできたから、きっとかるーく載せても許してもらえるだろうと、勝手に思い込んでいるとこだけど。
人のいい大将で、常連さんだと、一緒に囲炉裏のテーブルを囲んで、焼酎や料理をつまみながら盛り上がったりと、そんな雰囲気も、一度ここを利用した人が口コミの輪を広げ、多くの人がリピーターになる理由だろう。
魚介を食べたいなら長門に行け、まあ、間違いのないことだなと思うところで。
・・・・・
さて、本日もう一本。
こんなことなら、こまめに週数回更新しろと言われそうだが、勢いが大事なんで。
先月からいろいろ検討してきた地デジ対応テレビ購入が、ようやく決定。エコポイントなんてくだらない制度を批判しつつ、やはり目の前のニンジンを見過ごすほど余裕もなく。
地デジ延長論を3,4年前から声高に叫んできたものの、地デジ普及率90%といううさんくさい数字を総務省が出した時点で、これは本気でアナログ廃止の布石を打ってきたなと嫌な予感。数字はかなり条件をつけた、いわゆる作られたものだろうけど、これを地デジ化片棒を担ぐテレビ局諸氏が誰も突っ込まないから、知らないうちに事が進むという日本的手法の、強烈な一歩目を踏み出したと受け止めていいだろう。
まあ、もろもろのタイミングや、機能と価格面で、買うに値する機種が出揃っていることもあり、真剣に検討へ。LEDや4倍速等、弱点を補いつつ大きく進化を遂げた液晶テレビを中心に検討し、結局選んだのは、ソニーのKDL46HX900。まあ、いいものはいい。性能を求めると、こうなってしまったわけで。
HX900は、現時点で、ソニー最高峰の製品だろう。4倍速の滑らかさは、スポーツ観戦や映画を主体に利用したいから、入れたかった機能。東芝レグザのZXも視野に入ったけど、パネルの美しさや機能面でソニーが長ずる。3D機能は、2D自体の映りをよくする点も評価、通常番組では流れないけど、レンタル映画では視聴可なこと、結局数年後にはさらに高機能な機種が出ることから、必要な機能のうち、現時点の最上のものを入れておきたい思いも。結局テレビは、10年近く使うものだからというわけで。
購入は、デオデオ。デオデオ=高いイメージながら、同機種に関しては別格で、価格コムの最安値を大きく下回るから、はじめは耳を疑ったもの。12月で一部切れたエコポイントを、デオデオポイントで付与するなど、そんな点も今月中の購入を後押し。5年保障や高いサービスレベルから、価格面さえ折り合えば、デオデオほど家電購入に望ましい店はないと確信しつつ。
ついでに、ソニーレコーダーでブラビアリンクを完成させたかったが、山口ケーブルテレビのSTB(チューナー)がパナソニック仕様ということで、結局パナソニックのDIGA DMR-BWT2100を選択。ケーブルテレビ番組をハイビジョン画質で録画できないなら、わざわざデジタル対応レコーダーを買う意味がない。
思い切って、スカパーに入会する手も検討したが、固定費の負担増は好きじゃないことと、そもそも我が家の南方は木が茂り、電波を拾えない可能性が高いという現実的な問題から、後退して。
もともと、今の住処は、本命アパート入居のための仮住まいだったのに、いつの間にか9ヶ月が経過。落とした家賃分手狭な造りで、完全に家具達のバランスが取れていない状況。その上、またまた本命アパートの14畳LDKを想定した家電を購入したものだから、数日後には、さらに家具達に圧迫された生活を送ることになるだろう。
とりあえず、これで上下に黒帯が入り、表示される文字も読めない14型サイズ並みに小さくなった画面から解放され、年末年始を楽しめそうかなと期待しているところで。
スポンサーサイト