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世界の混迷を嘆いてみる

回復基調にあった世界経済が、再び先行き不透明な状況に変わりつつある。

アラブ諸国の民主化がもたらすものは、何だろうか。つかの間の自由。いや、自由という名の、無秩序な社会。社会主義の終焉を経て、唯一絶対のイデオロギーへと昇華しつつあった民主主義は、多様性を持つ現実の社会を前に、多くのほころびを見せ始める。

民主主義、それは自己統制が可能な、民度の高い社会で初めて高い効能を見せるもの。宗教、人種、文化といった多様な絶対的価値観と、さらけ出した人間の欲望をぶつけ合うことが民主主義であるなら、世界の民主化に意義など見出せない。

世界秩序の安定と民主化の推進という自己矛盾を抱える米国の限界。清濁併せのむ深さも大きさも失った大国の定まらない方針が、再び世界を混迷へといざなう。


さて、ここ数週間続く世界の混迷を嘆いてみた。
サブプライムローン問題に端を発したリーマンショックが米国中心経済の転換期であるなら、アラブ諸国の反政府運動は、米国イデオロギーのそれにあたる。

昨今の反政府運動は、強権的な独裁政権や社会主義体制からの自由を求めたかつての民主化運動とは、大きく異なる。エジプト・ムバラク政権にしろ、かなり自由な社会のもと、人々はある程度の裕福さに満たされて暮らしていた。その中で起きた反政府デモ。そこにあるのは、現状に不満を感じ、さらなる裕福さを求める人間の欲。そしてそれを、自分ではなく、他人、つまり社会の責任にすり替える身勝手な発想。

そこに至る原因は、国境を越え、世界が繋がる情報化社会により共有される世界中の情報。身近な情報として手に入る裕福な社会、人々の暮らしと、今置かれている現状とのギャップ。

理念のない行動の後に訪れるのは、社会の混迷とさらなる疲弊。そして再び、現状への不満を社会の責任にすり替える動きがうねりを上げる。世界で広がりつつある政権打倒の動きは、問題の根本的解決どころか、単なるスケープゴートにすぎない。安易にムバラク政権を見放した米国・オバマ政権に、その状況が見えていたのだろうか。


他人事のように報じる日本だが、実は既に同じことを経験している。格差社会の問題がそれである。メディアを通じ流された裕福な人々の生活スタイルは、自らの生活と比較することで現状への不満を生み、その原因を社会の責任、つまり当時小泉政権が推し進めた構造改革(=既得権益見直し)へとすり替えた。

格差社会の解消を旗印にした反政府運動は、安倍政権の参院選惨敗、ねじれ国会を経て、民主党政権を誕生させたことは記憶に新しい。そして、当時旗印とされた格差社会は検証される至り、その格差が統計的に、過去と比較しむしろ縮まっていることが明らかにされる。

今では誰も叫ばなくなった格差社会。少なくとも民主党と国民新党が、国民が第一の号令のもと、過保護政策を推し進めたことにより解消されたからではない。倒す相手がいなくなったからに過ぎない。そこにデータ(事実)は必要ない。煽るマスコミ、生まれる空気。日本の得意なスタイルである。

構造改革を転換し、民主党政権となり、何がどう変わったのか。明るい未来どころか、抑制の効かない歳出に、マニュフェストに縛られる政策の羅列。見た目は変わったが、根本のあり方は何も変わっていない。既得権益にばら撒くのか、国民全体にばら撒くのか。それなら、まだ歳出が限られる一部の人たちに限定される方が、ましとさえ思える。


国民への人気取りの行き着く先は、財政の破綻である。EU諸国が、アイルランド・ギリシャショックを受け緊縮財政へと切り替える中、変わらずマニュフェスト実行、公共工事拡大という歳出拡大路線を掲げる2大政党。社会への不満から生じる「空気」が絶大な力を持ち始めたこれからの時代、空気に流されない理念を持つ政治家が求められる。


話は少し変わるが、国内政治に目を向けると、今の政治はいい傾向にある。どうしようもないマスコミは、相変わらず政局をもてあそんで視聴率合戦に余念がないが、管さんはずしりと構えて政局に振り回されないところが好印象。

日本の政治家は、政権を取ることしか考えていないけど、本来は、政策を実現することこそ政党・政治家の役割。2大政党が、議論を通じお互いの政策をすり合わせ、よりいいものを練り上げていけばいい。数の論理により、白か黒かで物事を決めること自体、少々世間とずれている。

次年度予算を盾に退陣を迫るなんて愚の骨頂。あまりにも無責任、そんな発言を聞くだけで怒りがこみ上げる。今後、衆参ねじれが常態化することが予想されるが、繰り返し政策の中身ではなく、数の論理で混迷するなら、誰が政治家を信用しようか。もう少し、長期的な視点で物事を見れる人が上に立ってほしいもの。

過渡期でもあり、いずれは望ましい方向にいくだろうと見ているけど、管さんも安易に妥協したらまた同じ問題が繰り返し起きる。与謝野さんの起用や第3者会議の設置等その手法も、いい方向に進みつつある。新成長実現戦略会議は、小泉政権の経済財政諮問会議同様、(偏った)国民の意向ばかり気にし、大きな方向性を決められない政治家ばかりが集う昨今の国会における政権運営には必須の機関。

政局になると俄然興味を持つ国民の資質自体がそもそもの問題だろうが、その過程をつかさどるマスコミ、その根本にある政治家のあり方が、この混迷期を経て変わり、国会が国家のあり方と政策を議論する場になることを期待しつつ、締めることとする。
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マラソン大会結果

2月も20日目にして初日記。いけませんな、こんな調子じゃ。

さて、この期間に何をしていたかといえば、はや恒例になりつつある2月の風物詩、マラソン大会に向けた最終調整。なんだかんだで、一番長かった気がする今年の練習を振り返る。


まずは、12月2週目の萩城下町マラソンのハーフを目標に、10月に練習スタート。週末10km走を中心に練習し、仕事に追われて平日練習を大幅に削るも、11月半ばには16,7kmまで距離を伸ばせたから、まずまずの仕上がり。
そして、いよいよ最終仕上げと気持ちが乗ってきたところでかかったのが、インフルエンザ。世間の流行を先取りし、まさかの12月初日からの完全ダウン。大会前には完治するも、とても体力が戻らずに、参加を断念。

萩マラソンは、2月本番前の前哨戦で、気持ちもさして入ってないから精神的なダメージはなし。むしろ、体を作り込む段階で本気の長距離を走り、手っ取り早く鍛えてしまおうという作戦が潰える。

インフル退治に体力を使い、すっかり力が入らなくなった体に焦りを感じ、ここから真面目に練習開始。辛い、きついという自分との勝負を避けてしまいがちな中、このままではまずいという重圧が心と体を後押しする。

練習時間が取れる年末年始は、元旦を除いて練習にあて、年明け後は平日も、できるだけ練習を敢行。1月半ばには、1km4分ペースで5kmを走れる状態となり、少し自信を取り戻す。

本番コースは難点は、アップダウンが激しく、普段の練習の力がそのまま発揮できないこと。マラソンはなにより精神スポーツ。気持ちで負けたら勝負にならないと、1月3週目以降、週末を本番コースでの練習に変更。週末ごとのタイムトライアルで、まだまだ力が付いていないことを実感し、平日の練習負荷を増やしつつ、十数秒という小刻みなタイムアップを図っていく。

大会2週前は、体に一番負荷をかける時期。ここで無理をしなきゃ、これまでしてきた練習が全て無駄にと、帰宅後23時からの練習を敢行。この頃になると、大会を目の前にし、気力も充実。この気持ちと集中力がいつでも発揮できたら、もう数段高いレベルに到達できそうだけど、本番直前に限られるから仕方がない。まあ、普段は無理をせず、直前でその気持ちに応えられる体に仕上げる、というのが目指すところかな。


振り返れば、それなり練習してるけど、今回に限っては全く自信なし。まず、練習量の絶対的な不足。ここ数年、年明け以降、週5~6で10kmを走り、かつそれなりタイムも求めていたけど、今年は仕事に時間を取られ週3~4程度。かつ、毎度タイムトライアルをするほど気力もなく、1km4分30秒ペースで8kmを走るといった感じ。いつもより練習量が少ないという思いが、不安を大きくさせる。

また、順調にタイムを伸ばしてきた本番コースでの練習を、1週間前に積雪により走れなかったことも、不安要素。経験から、本番タイムは、1週間前の練習タイムより20秒早いくらいという計算があり、それなりタイムを予測して本番に臨んできたけど、そこが読めないから、目標タイムが出せるだろうかと気になって。


早々にインフルになったおかげか、今年は風邪を引くこともなく順調に本番の日を迎える。2日前から練習をピタリとやめ、しっかりと足を休めての当日。秘密兵器の新シューズ「アシックス ターサー ジャパン」に、短パン半袖のランニングユニフォームを身にまとい、スタートラインでほのかな緊張感を楽しむ。

頑張ってもしかたないのが、マラソン。流れに乗って、なるようにしかならない。出だしの勢いで先頭集団に付く突っ込み型ははや昔、はやる気持ちを抑え、ペースを体に委ねて前へと進む。

ここで頑張ればと思っても、それができないのがわかっているから、ただペースを崩さずに走るのみ。落ちてきた者は抜き、勢いのある者には素直に抜かれる。この辺が、一人で練習している者の限界で、なんとしても付いていく、見える選手は追い抜くという気持ちの強さが身に付いていないのが、弱いとこ。

中盤からは目の前の7,8人の集団を最後尾から追うも、結局そこには追いつけずじまい。ゴール200mのダッシュで1人を抜き去り、達成感を味わい無事ゴール。終わってみればなんともないが、本当にきつい十数分を走り抜ける。


さて、結果。5kmを18分35秒。1km3分43秒ペースと、ベストタイムをたたき出す。自信がなかっただけに、ただただこのタイムに驚き。いや、こんなことなら、もう少しあそこで頑張っておけば、順位ももっと上がったのにと、全くその気力がなかったのにも関わらず、欲が出てくる始末。

なにやら、ほっと一安心。5ヶ月こつこつと練習を積み上げてきたかいがあったなと振り返りつつ、素質不足と諦めているもう一つ上のレベルの記録を狙えるかもと、ちょっぴり自信も出てきたりと。

なにわともあれ、これでマラソン練習からは解放。しばらくは、自由な時間を楽しみ、この充実感を味わうため、また秋も涼しくなった頃に走り始めようかな。
プロフィール

Author:hiro

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