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ステップワゴン購入

9年目、9万8千キロのレガシィ。8月末の車検を前に、大きな決断。購入時と比べれば、パワーや乗り心地に見劣りが感じられるが、まだまだ十分な余力に後4年はとの思いを覆す、提示された25万円の車検代。生活環境の変化から求められる、両側スライドドア、8人乗りのリクエストも、買替のタイミングとして背中を後押し。車検だけ通し、1~2年のうちにミニバンに乗り換えるくらいなら、その機能が最大限求められる「今でしょ」と。

車の相性は、試乗しなければ分からない。ミドルクラスを中心に試乗したミニバンは、4メーカー5車種。仕事上付き合いのあるマツダを優先したいと思ったけど、プレマシーは後部座席の微振動が気になり、ビアンテはゆとりある空間が後部座席の揺れを感じさせ却下。販売台数トップの日産・セレナは、足回りの柔らかさからか、後部座席で横揺れを感じさせ、試乗レベルで車酔い。王道トヨタは、ノア・ヴォクシーの試乗車がなく、エスティマのみ。こちらも揺れが気になったが、何より、トヨタのスムーズ過ぎるエンジン回転が感覚的に合わずに却下。工業製品としては素晴らしいんだろうけど、感覚的な問題で。思うに、ミニバンは、バスみたいな乗り物で、空間の広さが後部座席の揺れにつながる。それに見合う足回り、車体剛性の必要性を感じるところ。


結果、サイズ、運転のしやすさ、走りの良さ、乗り心地から、ホンダのステップワゴン一択で交渉開始。

価格交渉は、いつも通り。各メーカーの競合車(ノア、セレナ、ステップワゴン等)を競わせ、値引きを引き出すようなようなめんどくさいことはしない。ほしい車を望む値段で買えるか、そのためにはどうするかという交渉のみ。

望む値段。情報を収集した上で、その車に支払う価値のある値段。情報収集に時間とお金は惜しまず、雑誌(「自家用車」が目標値引きが載りおすすめ)やネット(「ステップワゴンを買う」や「価格コム」がおすすめ)と様々な角度から。ステップワゴンだと、装備付属品込みの平均値引き33.8万円、条件次第で40万円も狙えるとの情報を基に、「スパーダZ」と「スパーダZクールスピリット」の2タイプでそれぞれ見積作成を依頼。

ちなみに、ステップワゴンのグレードのうち、スパーダは標準オプションが多く付くことが特徴。アルミメッキを多用した押し出し感の強いフロントマスクも特徴の一つで、個人的には、もう少し品のある大人の落ち着きを求めたいが、乗り心地を優先するなら外観にとらわれまいと受け入れる。

車両、付属品、税金等諸費用込のベース価格は、スパーダZが330万円、スパーダZクールスピリットが340万円。レガシィ下取り(相場)10万円+値引目標40万円で、希望価格を280万円に設定。スパーダZが、せめて280万円台にならないなら、車検継続と割り切っての交渉。

結局、営業マンとの相性だなとつくづく実感。ホンダディーラーは、多店舗、複数系列あり、交渉する方としては助かる。1店目は、300万円台弱が精一杯と前に進まず。セレナの見積りがあれば交渉可能と、自ら身を切る覚悟が見られず。試乗ついでに寄った2店目は、感覚的に285万円まではいけると思うが、280万円は厳しいという好感触。この価格は店長決裁が必要だから、タイミングを見て店長と交渉させてほしいということで、一任。
この段階で、レガシィの査定を買取専門店「ガリバー」に依頼し、交渉次第で20万円までの回答を得、もう一つの選択肢を得る。

翌日に、今日のみ有効との条件で価格提示。スパーダZが289万円、在庫車条件の特別価格だというスパーダZクールが298万円。下取価格20万円の合意を取り付け、もう少し粘って、スパーダZクール275万円で交渉を妥結する。

【まとめ】
商品名:ステップワゴン スパーダ Zクールスピリット(2.0L FF)
色:ホワイトオーキッドパール
標準装備:両側パワースライドドア、スマートキー、ディスチャージヘッドライト、クルーズコントロール
付属品:ナビ(ベーシック)、ナビ装着SP、フロアマット、スクリーンシェード、ラゲッジマット、フレーム、ガラスコーティング
その他:点検パック、延長保証マモル

車両価格: 288万円
値   引: △48万円
付属品計:  29万円
諸費用計:  23万円
下取価格: △17万円
合   計: 275万円
※下取価格の一部を値引で調整


思い立って1ヶ月弱での購入も、納得の買物。駆け引きが嫌いという営業マンと、本音でやり取りができ、気持ちよく契約。決算時期でも見ない価格、店長にはほとんど利益が出ないと絞られたと言われながら、ディーラーオプションや点検パックをしっかり付けたり、希望ナンバーや車庫証明も削らなかったりと、それなり譲ったつもりでいたりする。

それにしても、町中で多く見かけるミドルクラスのミニバンが300万円もするとは驚き。ミニバン王者と評されるトヨタ・アルファードともなれば、購入価格も350万円は下らないとかで、候補にもあがらず。

車購入のタイミングの難しさをつくづく実感。一世代違えば、車の性能は大きく変わり、4~5年毎のフルモデルチェンジ、1年毎のマイナーチェンジでもそのタイミングに悩まされる。ミニバンで言えば、トヨタ・ノア・ヴォクシーが年末にフルモデルチェンジ、ハイブリッドタイプ発売を見込み、ホンダのLクラスミニバン・オデッセイもフルモデルチェンジを迎える。セレナが11月にビッグマイナーチェンジ、ステップワゴンも来年4月にフルモデルチェンジを迎えるとの予測。熟成した現行車とするか、最新機能を盛り込む新型車とするか。ステップワゴンで言うならば、次期型車がダウンサイジングされ、1500ccのターボ付き情報から、現行車の選択に迷いはなかったが。

両側スライドドアに縛られなければ、スバル・フォレスターを選びたかった。本格交渉前ながら、立ち話で280万円の感触は得ていたから、何とかなったのではないかと思う。圧倒的な存在感、パワフルな走り、デザイン、災害時の難路も苦にしない走行性能、広い車内、そして一度使うと手放せないアイサイトの自動運転機能。止まる機能も、人間の判断力が及ばない、もしくは油断が招く事故を防ぐ、ぜひともほしい機能。こんな個性的で、おもしろい車が、同じ価格で買えると思うと、なにか寂しくもある。エンジン性能は抜群、走りに加え、最近は乗り心地にも重きを置き始めたスバルが、ミニバンを出すとおもしろい車になるのではと期待するところ。(ちなみにエクシーガは、ワゴン車の8人乗りで、スライドドアでもない)

新車発売状況を見ていると、日本もまだまだ元気で、魅力的な新型車をいろいろ出していると感心。マツダの新型アクセラには、大いに期待。フロントマスクはCX-5、アテンザを踏襲する魂動デザインで、2.2Lディーゼル車も発売見込。価格も手頃に落ち着くだろうし、マツダセダンの復活を期待。新型フィットハイブリッドは、燃費競争を加速させるか。今回選ぶにあたっては、ハイオク9km/Lとの比較のため、ガソリン13km/Lでも燃費はさして気にしなかったが。

新車購入の嬉しさよりも、愛すべきレガシィと別れる寂しさの方が大きかったりする。これも、新しい車が来れば、また気持ちも変わるのだろうと思いながら。次の車も、元気に、気持ちよく運転を楽しませてくれたらなと願いつつ。



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真っ当な意見の紹介

久しぶりに真っ当な意見を目にしたから、紹介。

8月11日付毎日新聞、東電原子力改革監視委員を務める大前研一氏の提言記事。

・・・・・・・・
東京電力福島第1原発事故の発生以降、東電も政府も「炉心溶融していない」とずっとウソをついてきた。当時野党だった自民党も、それまで原子力政策を進めてきた責任があるのに知らんぷりだった。自民党が政権に復帰した際、私は「100日以内に事故を検証せよ」と政調会長主催の勉強会で助言したのに、まじめにやらなかった。再稼働が当たり前のようになり、昔の自民党に戻っている。

安倍内閣は発足時に原子力規制委員会のメンバーを変えなかった。「再稼働するために交代させた」と世論に非難されるのを恐れたのだろう。今の規制委には原子炉の炉心の専門家が一人もいない。仮に福島と同じ状況が起きたら、(前身の)原子力安全員会と同じで対応できないだろう。

規制委は活断層探しばかりしている。活断層の上に新規の原子炉をつくってはいけないルールがあるが、既存の施設には決まりがない。規制委は活断層と分かれば再稼働は中止だというが、活断層によってどんな地震が起きるのか、原子炉はそれに耐えるように設計されているのかを検証したうえで、補強か停止かを決断すればいい。規制委は活断層に国民の注意を向け、自らが再稼働を承認したという責任を逃れようとしている。こういう安易な発想のメンバーは交代させるべきだ。

民主党政権は福島事故の原因を「想定を超える津波」と説明したが、間違いだ。原因は全電源喪失。津波の高さを想定しても意味がない。15メートルの津波を想定しても、実際に17メートルの津波が来たら終わり。住民に「17メートルは来ない」と説明しても信じてもらえないだろう。

今回、福島事故を分析した人間として、原因は完全に克服できると思う。福島第1原発5、6号機は、6号機の屋上にあった空冷のディーゼルエンジン1基が動いたために、生き残った。冷静に分析すれば再発防止策はある。この惨事の経験は非常に貴重で、データは今後に生かせる。

日本がこのまま原子力を永遠にやめるのは敗北思想だ。福島事故を乗り越えてこそ工業国家だ。外国にこの経験と対策をきちんと説明すれば、「日本に頼むよ」と原発輸出の道も開けるはずだ。

福島事故を解明せずに先に進むのは危険極まりない。首相は憲法を見直す暇があるのなら、こっちの方が先だ。
・・・・・・・・

原子力規制委の無責任な対応は、目に余るものがある。結局、再稼働を認めたことによる将来生じうる責任から逃げているようにしか見えない。再稼働を認めないことで生じる電力会社の負担増への責任は誰が取るのか。本来、再稼働を認めることと、認めないことのリスクは同じはずなのに、認めないことが正義のような風潮と、電力会社の負担増を規制委(=行政)が負わない環境が、公平で客観的な判断が期待される学者の判断力を鈍らせている。

活断層の有無に躍起になる姿も、なかなかに滑稽だと冷ややかに見る。活断層の真上の危険性が、30km離れた地点との危険性と比べ、どれほど差があるのか。地震は活断層のみよって起きるわけでもなく、直下の震源が想定を超える巨大地震の揺れを上回るわけでもない。その場所の活断層で、どうのような地震が想定され、それに対してどう対応するか。むしろ、直下の活断層ではなく、南海トラフのような広域に影響を及ぼす超巨大地震にどのように対応するか、その対策が本来求められること。

所詮は、リベラル政権が原発を稼働させないために選んだ人たちであり、学者、科学者としての信念を持たない、結論ありきの価値観を持つ人たちであるかもしれないが。科学的根拠をはき違えている首長も、結局は同類。2千年に一度起こりうる30mの津波という想像上の事象に対応することが科学的根拠とでも思っているのだろうか。まあ、科学的根拠など信用せず、BSE全頭検査を求め続けた国民性だから、(首長やマスコミがそのレベルにあることの問題は別にして)これからも感情論に支配され続けるのだろう。

再稼働が政権の方針となれば、それに従い結論を出す。規制委の役割は違うという大前氏の提言は非常に真っ当で、ようやくこういう意見が取り上げられる状況になったのかと思わず読み込む。まあ、マスコミにすれば、前のめりになる政権への抑止が狙いかもしれないが。

大都市は相変わらずの人気投票で、それがもたらすリスクも見据えずタレントが参議院議員に当選。青島幸男、横山ノックの経験は、はや忘れたらしい。賛同したのは、価値観か人物か。今後6年間の世論の変化を見守りたい。

日本人の度を超えた恐怖心の源はどこにあるのか。自然の力に畏怖の念を抱き、それを受け入れた上で忍耐とともに乗り越えていくのが日本人の性質と思いたいが。強圧的な自己や集団の主張がまかり通る社会の変化、情報化社会が容易にした安易な扇動が、心のコントロールを喪失させているのか。
当時の想定を超える15mの防波堤が津波から村を守ったなど、美談でもなんでもない。それならと、この度の津波に耐えうる17mを防波堤建設や、高台への町ごと移転が最優先に検討され始める。自然災害と向き合い、その中で知恵をもって克服し、千年と人々が紡いできた生活環境を、その一瞬に生じた恐怖から逃げるために、安易な解決策を求めることが、本当に正しい選択なのか。

国家の財政が悪化する中、大震災を受けた命を守る安心・安全という恐怖心を煽ることで聖域化された復興・国土強靭化予算。数十人、数百人の村や町を守るために費やされる何百億円という投資は、一時の地元への潤いを除き何も生むことなく、将来にわたり日本国民の大きな重荷となって、苦しみを与えることだろう。

便利な土地だから人は住むのであり、それが千年、二千年の歴史を持つ選択であるなら、やはりその地に人は戻るだろう。千年前の平安時代の津波どころか、百年前の明治時代の津波さえ、人々の記憶に残っていない。それを今一時の感情で、平地を公園と化し、生活に不便な高台を造成するという大事業を歴史はどう評価するのか。一世代のち、莫大な公共投資で生まれたゴーストタウンが話題にならないことを祈るのみである。
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Author:hiro

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