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インド洋大津波から10年

2004年12月26日午前10時30分、タイ・ピピ島に到着後、まもなく襲ってきた大津波。今振り返っても、様々な要因が自分にとって優位に働き、けが一つなく無事に危機を免れたのだと実感する。

この大津波によるタイでの被害は、死者5千人、負傷者8千人を越え、特に、プーケット沖に浮かぶピピ島は、タイでも一、二の大きな被害となり、島への玄関口であるトンサイ湾を中心に平地部分がほぼ壊滅した。

トンサイ湾に着き、まず海を見ようとビーチへと向かっていたら、客引きに任せて、海のそばのリゾート宿を選んでいたら、宿で一休みしていたら、その後の自分はないだろう。

2014年12月26日、あれから10年。

20代後半、いろいろなことに行き詰り、学生時代以来、原点に立ち返ろうと4年振りに出かけた海外への一人旅だった。一つの可能性を諦めた時期であり、ある要因からどこか自暴自棄なっていた頃でもある。


人生とはおもしろいものである。

ここから、広島へと転勤になり、多くの友人と出会い、価値観・考え方と視野を広げ、再び山口に戻ってからは、おもしろい仕事、多くの人との出会い、尊敬できる上司に恵まれ、当時は想像もしていなかった新たな道の可能性が開け、日々に充実感を得られている。そして、結婚、子供が生まれ、ここで新たな家を持つに至る。

一つの目標を諦め、新たな一歩を歩み始めた、今振り返れば、その分岐点が、タイでの津波被災だった。

今この時点では想像もしないことが未来では起きる、そしてそれは、生きているからこそ振り返り、気付き、楽しむことができる。特別な飛躍があるわけでもなく、それは目の前のこと一つ一つに精一杯取り組んだ結果の積み重ねに過ぎないのだけれども、人との出会いや与えられる役割など、自分の力が及ばない少しずつのイレギュラーな要素が加わり、自分の姿勢と化学反応を起こすことで、新たな未来が描かれていく。今このときには気付かないことが、10年を振り返ると、少しずつ作用し、今このときに至っていることを気付かせてくれる。


津波被災で得た経験は、他の様々な経験と同じく、自分の大きな糧となり、いつでも引き出せる引き出しにしまっている。情報が限られ、行動が制限される外国で被災したときの取るべき行動と心の動き、国籍を問わず皆のために人々が助け合う奉仕の姿、心から心配し無事を喜ぶタイの人々の純真な心、外国での被災者でなければわからない経験。

自分の無事に感謝し、亡くなった方々への冥福を祈る。

10年を経て、変わらぬ思いに立ち返る。

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