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「年金減額は憲法違反」とのニュースから

「年金減額は憲法違反」と、全国の年金受給者が提訴とのニュースを見ての感想

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(ニュース概要)
・年金受給者が、国を相手に「年金支給を減らした決定を取り消せ」と求める訴訟を、東京地裁に起こした。
・年金減額が、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する憲法25条などに違反していると主張。今後、全国45都道府県で順次訴訟を起こすという。
・年金減額の決定は、過去の物価下落時に「特例措置」として支給額を減らさなかったことから、その差額を3年間で2.5%、計画的に減額することにしたもの。

●年金制度は「不安だらけ」と原告たち
原告代理人の加藤健次弁護士は記者会見で、次のように訴えた。
「医療・介護制度の変化や、消費税増税などによって、高齢者の暮らしは厳しくなっています。そんな中、さらに年金支給額を引き下げて、最低限の文化的な生活が保障されていると言えるのでしょうか。これでは現役世代、若い世代からみても、老後の展望が持てません。社会保障制度全体をどうするのかを、この裁判を通じて議論していきたいと思っています」

原告団長で、全日本年金者組合・東京都本部執行委員長の金子民夫さん(77)のもとには「もう節約なんてギリギリだ。本当にもやしばかり食べなければいけないのでしょうか」「収入は年金だけだ、支出は増える一方だ。なぜ年金を下げる。年寄りは死ねというのか」といった声が届いているという。金子さんは「年金引き下げの流れにストップをかけたい」と強調していた。

ひとこと言いたいと会見に臨んだ原告の斎藤美恵子さん(68)は「年金生活者としては、物価が上がっちゃ困るんです。現役世代は良いかもしれないが、なんでも十把一絡げに制度を決める政府には怒りを感じます」「年金手取りは月額6万円ちょっと。幸いなことにお家賃を払わなくていい状況に住んでいますが、それでも6万は大変な額だと思います」と話していた。

原告代理人の黒岩哲彦弁護士は「憲法25条2項には、『国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない』と書いてあります。あいつぐ年金支給額の引き下げは、憲法に違反します。裁判では、このことを真っ正面から問うていきたい」と意気込みを語った。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150529-00003176-bengocom-soci
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生活保護を含め、なんでも簡単に憲法違反を訴えることに違和感を覚えるのだけど、憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という抽象的な文言を拡大解釈して権利のみ主張する前に、まずは具体的に記された憲法27条「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」による、国民の3大義務である勤労の義務を果たすことから入るべきではないかと思う。

現役世代の若い人はいいけど、高齢者は年金だけでは生活できず、憲法に定める最低限度の生活を営めないという主張には、高齢者にも勤労の義務があるという前提が欠けている。現役時代の勤労の対価として、一定年齢以上には勤労の義務が免除されるという規定はなく、生活ができないのであれば働けばいいだけのこととなる。

年金制度は社会保障の仕組みに過ぎず、だから、年金制度が破綻し、これから現役世代が年金を受給できなくなっても即、憲法違反とはならない。だから、公的年金制度は、現役世代が受給者世代分を負担する賦課方式ではなく、現役世代が自ら積み立てた分を受け取る積立方式とすべきで、義務を果たさず、権利をかすめ取るフリーライダーを排除すべきと思うところでもある。

高齢者が働かないのは日本の文化ではなく、戦前・戦後は働くことが当然で、その昔豊かではない土地で、働けくことが生きることにつながっていた、姥捨て山という制度はその象徴でもある。

憲法25条は、国に対し、国民の勤労の権利を実現するための、雇用の場の確保という義務も課してもいる。だからこの問題で主張すべきは、高齢者には勤労の場が限られているから、定年制度を廃止し、さらには70歳以上でも勤労が可能な雇用の場を創出すべく政策誘導すべき。勤労条件も制度で保障し、その収入により、私たちは、最低限度の生活を営む権利を行使していきたいと。

将来人口の減少で、賦課方式が成り立たないことが明白な中、収入の多くの部分で負担のみを強いられる現役世代から見れば、こういう権利ばかりを主張する方々の自己中心的な発想と、それを煽る社会正義を標榜する弁護士という存在が、なんとも腹立たしく思えてくるもので。

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