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垂直庭園

山口県の玄関口・新山口駅に完成した南北自由通路、その壁面を飾るのが、フランス人植物学者パトリック・ブラン監修による「垂直庭園」。

在来線と新幹線を橋上でつなぐ100mの通路の側壁に、県内に自生するシダ、コケ類など140種類の植物を植え付けたもので、その評判を聞きつけ、訪れる。

垂直庭園というネーミング、なにより緑に囲まれたこの山口県で、通路の壁面を緑化しようという発想、そこをフランス人植物学者に任せたこと、そのいくつもの普通ではない事象が絡み合い、必然となって、この素晴らしい作品ができあがったのだと感じさせる。

最も多くの人が行き交うスペースだけに、観光ポスターや企業広告、展示や店舗スペースと商業利用すれば、収益の柱の一つとなっただろうに、そこをパブリックスペースとして、利用者に心の安らぎを与え、利用者以外をも駅に呼び寄せるような、空間にゆとりと彩りを持たせる使い方に感心。これが山口県の心意気だと、そこに象徴的なイメージさえ重ね合わせる。

一方、自由通路の開通に合わせて、駅舎内の構成も一新。自由通路のある2階には、スタイリッシュな雰囲気のお土産売場スペースが誕生し、上品な構えの店舗が並ぶ。山口銘菓・ういろうに至っては、豆子郎、御堀堂、本多屋懐古庵と各店舗が直営店を出し、井上商店や菓子乃季と山口県を代表する会社も店を構える。これまでの委託販売では見えなかった、それぞれのメーカーの特色を見てみるのもおもしろい。

駅うどんやパン屋の中にイートインのスペースがあったりするのだけど、ゆっくりと時間を過ごせるカフェや喫茶店がないのは残念。最近、県内にも出店が増えつつあるコメダ珈琲店やタリーズコーヒーなどにある程度のスペースを与えたなら、また駅の新たな利用の仕方、過ごし方が提案できたのではないかとも思う。

なにはともあれ、垂直庭園、駐車料金を支払っても見る価値のあるこの作品を一度訪ね、あたらしく生まれ変わった新山口駅を堪能してみてはと思うところで。

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左:自由通路の東側が垂直庭園、西側はガラス張りとなり目の前に広がる線路を一望できる。
右:通路東側には地面に植栽があり、高低を変えて連続した緑化を楽しめる。




hekimeny13.jpg  hekimeny14.jpg  hekimeny19.jpg   
140種類の植物が植えられ、場所ごとにそれぞれ違う植物を見ることができるから、あっという間に通路を渡り終える。




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在来線口は、改札の正面、西側が垂直庭園となる。壁面下のスペースは座ることができ、待ち合わせの格好の場所となりそう。

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Author:hiro

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