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最後の日

「この人のためなら、どんなことでもする」

そう思える人に、いったい何人出会うことができるのだろうか

次の飛躍の機を見出し、新たな世界へとチャレンジする

最後まで、その背中で、この世界で生きてきた人間の、目指すべき生き様を示してくれる

この年末に退職する、心から慕う上司に思う


一緒に働いた期間は1年ばかりで、そこから築いた関係は10年も経っておらず

その方の周りを囲う数多の優秀な部下の中にあっては、その末端を汚しているに過ぎないと

謙虚な気持ち一つなく、自覚しているのだけど

そんな自分にまで目をかけてくれ、そして、いつも、何の遠慮もなく懐に飛び込む若者を受け入れてくれることが嬉しかった


「この人にはかなわない」

仕事において、人として、そうした場面に何度も直面し、さらに、その根底にある人への気遣い、優しさを知り、心からの尊敬、親しみを持つ

仕事において、全力でぶつかっても、常に真正面から受け止め、しっかりと跳ね返してくれる

さらにそれを越えようとする気概を愛し、そうした経験の積み重ねで、多くの人たちから評価される、今の自分の基盤ができあがっていった実感がある

その求める高いレベルについてきた人間を、決して自分のためだけの使い捨てにせず、次につながるあらゆる方面への売り込みで、その先に進む道を用意してくれる、部下への愛情の深さ

そうした場面に出くわし、そして結果において、それを示してくれたことが、直属の部下を離れてからの、揺るぎない信頼へと変わる


その決断を知ったとき、東京が五輪開催地に決まったあの瞬間と全く同質の感動を覚える

それが目指す目標の一つだとなんとなく感じていたから、退路を断って、決してやすき道ではないその道を選んだ勇気に感動し、その姿勢を尊敬し、自分のためにされたことを心から嬉しく思った


もしかしたら、これから、まだ、全くといっていいほど返していない恩を、少しでも返す機会に恵まれるのかもしれない

これまでの心からのお礼を、これからの変わらない、いや、もっと深い付き合いを、そして、例え元部下に対しても、心遣いのある人だから、少しでも役に立てる、恩を返す機会があることを心待ちにしていることを、最後となる今日に伝える


これからいつか、自分がリーダーとしてもっと高い位置から、周りを統率する日が来るのかもしれない

「士は己を知る者の為に死す」

遠い、中国、春秋戦国時代の言葉だけど、トップに、上司に対するこの思いの共有が強い組織の本質であり、それを思わせるリーダーのもとで、その在り方を学ばせてもらったことは、高い目標としてプレッシャーでもあり、代えがたい経験だったともいえる


そしてなにより、そこで過ごした時間が楽しかった

いろいろ言葉はつむいだのだけど、伝えたかったのはこの一言に尽きるのかもしれないなと思いつつ

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